広ヶ谷戸自主防災会は、地域連帯と相互扶助の精神にもとづいて、日頃から防災意識の高揚を図るとともに、地震・風水害等の災害が発生した場合においては、災害応急対策の万全を期し、地域の秩序と住民福祉の確保を図るための会です。
広ケ谷戸自治会に加入いただいた会員様をはじめ、災害発生時に地域連携を行い、率先として活動しています。ご協力宜しくお願いいたします。
①119番通報
小さな火災でもすぐ119番通報してください。
場所、状況報告、けが人や逃げ遅れの人の有無、通報者の氏名、連絡先など消防局に聞かれますが、慌てず正確に伝えましょう。
※自主防災会では年に一度、通報実施体験の訓練を実施しています。日頃から訓練に参加しておけば万が一のときにきちんと対応できるようになります。
②初期消火
家庭にある消火器もしくは、自治会で設置している近くの消火器で初期消火に努める。
初期消火で消火できない場合は直ちに避難してください。
③避難誘導
消防隊や消防団が駆け付けるまで、近隣の方へ大声による避難誘導をしてください。
①身の安全確保
机の下などに隠れたりして、自分や家族の身の安全を確保してください。
座布団や枕などが近くにあれば、頭部を保護しましょう。
物が落下したり、倒れてきたりしそうな場所は避けてください。
屋外の場合、看板や割れたガラスが落ちてくる危険があるため、建物には近づかないようにしましょう。
②脱出口の確保
揺れが収まったら避難できるように、窓やドアを開けて、脱出口を確保しておきましょう。
避難する際は、携帯品を最小限にし、ガラス片や破損品から足を守るために靴を履きましょう。慌てて外に飛び出さないよう注意してください。
③火元のチェック
地震発生時に火を使っていた場合は、慌てずに速やかに消します。
ガス器具は元栓を締め、電気機器は電源プラグを抜きます。避難する際は、電源復旧時の電気火災を防ぐため、ブレーカーを落としておくことも重要です。
万が一出火した場合は、火災発生時同様に対応しましょう。
④周囲の救援、救護及び安否確認
自分自身の安全を確保できたら、周囲の救援・救護活動を行いましょう。家屋内の家族の安否を確認したり、近所の一人暮らしの高齢者に積極的に声をかけましょう。
大声で安否を確認し合い、ケガ人がいないか、発見、救出しましょう。軽いケガの場合は応急処置を、深刻なケガの場合は119番に通報し、救急車を呼びましょう。
※大震災時は119番通報が繋がりにくくなったり、救急車がすぐに来れない場合もあります。避難所に行き、救護班に救護を相談することで助けに来てくれる可能性もあります。
⑤避難所開設状況の情報を確認しましょう。
さいたま市南区で「震度5強」の地震を観測した場合は、市の担当職員が避難所に駆け付けて避難所が開設されますので、地震の規模によっては確認せず避難所に向かっても大丈夫です。震度5弱以下の地震の際は、さいたま市からの情報収集を行ってください。
広ケ谷戸自治会内の方の避難先は「大谷口中学校」「大谷口小学校」になります。
広ケ谷戸自治会の地域は、さいたま市洪水ハザードマップでは浸水影響範囲外になっています。
台風やゲリラ豪雨などにより避難が必要な際は、さいたま市からの避難所情報を確認し、自分や家族の身の安全を確保しながら避難の指示にしたがって行動してください。
さいたま市の地図情報検索サイト「さいたま市地図情報」内の「防災まちづくり情報マップ」で、洪水・土砂災害・液状化危険度分布図等の内容を確認ができます。住所検索が可能なため、特定の箇所についてわかりやすく確認することができます。
「さいたま市地図情報」www.sonicweb-asp.jp/saitama_g(新しいウィンドウで開きます)
確認方法:
(1)上記URLから、地図名称「防災まちづくり情報マップ」をクリックしてください。
(2)確認したいハザードマップ名称と同じ行にある「地図表示」ボタンをクリックしてください。
(3)「利用上の注意」を確認し、「同意する」をクリックすると、地図画面へ遷移し、ハザードマップを確認できます。
※ さいたま市地図情報のログインや操作の方法等については、「さいたま市防災まちづくり情報マップ」での水害リスク情報の確認を御確認ください。
避難の前には、必ず火の始末をして、火の元を締め、出来れば元栓を閉めておきましょう。
避難先や安否情報を書いた連絡メモを玄関に残しておいてください。
安全な服装を着て、靴は足が露出しない靴を履きましょう。
持ち物は最小限にとどめ、背中に背負うなど、とっさのときに両手が自由に使えるようにしましょう。
車は使わず、歩いて避難してください。※車を使うと渋滞を引き起こし、消防・救急活動などに支障を来します。
お年寄りや子どもは手をしっかり握り、家族や近隣の方と協力し合い避難所に向かいましょう。
自治会ブロック長が無線機により避難所と連絡を取り合いながら、ブロック内に避難のアナウンスを行いますので、ブロック長の指示に従い、団体行動で避難所に向かうことで、避難所と連携出来ます。
※ブロック長は災害発生時に無線機の電源を入れ、避難所からの連絡を待ちましょう。
※日頃からブロック長の家の位置などを把握しておきましょう。
大規模地震の際、旧耐震基準(昭和56年以前)により建築された建築物は全て倒壊するものと仮定し、それによって避難路がふさがれることや500m以内に避難所やオープンスペースがないことにより有効な避難が出来ない可能性がある地域をさいたま市では避難困難リスクとし、下図の避難困難リスクの範囲を示しています。
着色範囲にお住まいの方は、避難時は特に安全に気を付けて避難所まで向かってください。
広ケ谷戸自治会や細野自治協力会・向原自治協力会・向第二自治会・大谷口県営住宅自治会・ひばり自治会・細野睦自治会・電々細野自治会・大谷口細野団地自治協力会・細野友和会・みどり自治会・大谷口西自治会の12の自治会が協力して地域住民でつくる避難所運営委員会が避難所の運営を行います。
班名 | 災害時の活動 |
総務班 | 全体の調整にあたり、運営会議を主宰します。行政等との折衝にあたります。 |
情報班 | 受付・避難者カードの整理。各種情報の収集や伝達・避難者への各種案内にあたります。 |
避難誘導班 | 情報班とともに受付を担当し、それぞれの避難者に適した場所に案内・誘導します。 |
物資班 | 必要物資の管理。物資の受け入れや配付、必要物資の要望などにあたります。 |
食糧班 | 食料を確保し、食べられるようにして配布します。飲料水の調達・配布も行います。 |
救護班 | けが人や体調不良の人を把握し、手当てをしたり、医療機関と連絡をとったりします。 |
環境班 | トイレの確保、簡易トイレやゴミ置き場の設置と管理、ペットの指示などにあたります。 |
施設管理班 | 避難所の安全確保、ライフラインの復旧、電気・水道の確保などにあたります。 |
事務局 | 避難所全体がスムーズに運営されるように、庶務全般と各班の連絡調整にあたります。 |
※避難所運営委員の各班の方は、近隣の地域住民で、自助・共助・公助の意識により、活動されている方々です。避難された方もみんなで助け合いながら災害を乗り切るために進んで協力をしてください。
※避難所運営訓練が毎年行われています。日頃より訓練に参加することで、万が一の際にどのように対応するとよいか知る事ができます。
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